こんにちは、HiO ICE CREAM 編集チームの玉木です。
すっかり秋めいて肌寒く感じる日が増えてきました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
10月の定期宅配Pint Clubでは、今年も長野園さんの柔らかい渋みと優しい口当たりが特徴の和紅茶を使用した「和紅茶ミルク アールグレイ」フレーバーをお届けいたします。
長野園の茶師、花水理夫さんに国産の紅茶「和紅茶」についてお話を伺った記事もございますのでよろしければ以下よりご覧になってみてください。
HiO ICE CREAMでは、色々なお茶のフレーバーをご用意しております。アイスクリームでありながらしっかりとお茶が香る秘密を探りに自由が丘の工房に取材に行ってきました。パティシエ 田口さんに、「和紅茶ミルク アールグレイ」の作り方とおいしさのポイントを教えてもらいました。
やさしい香りに包まれる、「和紅茶ミルク アールグレイ」作り
早速「和紅茶ミルク アールグレイ」の作り方を教えてもらいます。
まずは、本日の主役、長野園さんの和紅茶 アールグレイを計量し、大きなお茶パックのような袋に入れていきます。そして、HiO ICE CREAMのミルクアイスクリームベースの美瑛牛乳をパステライザー(*1)に入れていきます。
田口さん 「温めた牛乳に、先程、袋に入れた和紅茶の茶葉を入れていきます。ここで静かにじっくりとミルクで煮出すのがポイントです。」
牛乳に和紅茶の茶葉を入れた瞬間から、アールグレイのいい香りが広がります。アイスクリームになった時に、ベストなおいしさとなるように、試作の段階で何パターンかの煮出し時間をテストし、現在の煮出し時間になったと教えてもらいました。
数十分後、最初は白かった美瑛牛乳が、極上のロイヤルミルクティー色に変化しました。自由が丘の工房の中は、アールグレイのいい香りが広がります。田口さんが「アイスクリームを作っている私たちもいい香りで癒されるんです。」と言っていたのが印象的でした。
しっかりと、和紅茶のおいしさを抽出したら、ベースの材料、生クリームと合わせてから再度温めると和紅茶ミルクアイスクリームのベースの完成です。
*1 アイスクリームのベースを作る機械
一晩寝かせた和紅茶ミルクアイスクリームのベースに、煮出した茶葉を加えブレンダーにかけていきます。牛乳で和紅茶を煮出すだけではなく、茶葉を加えることがポイントです。
玉木 「なぜ煮出した茶葉を入れるのですか?」
田口さん 「煮出した茶葉を加えることで、さらに和紅茶の風味を強く感じられるようになります。食べた後の余韻をお楽しみいただければと思います。」
アイスクリームを口に含んだ時のことを考え、口に茶葉が残りすぎないようにブレンダーのかけ具合を見極められていました。
フリーザーにブレンダーにかけたものを入れていきます。数分経つと、綺麗なロイヤルミルクティー色のアイスクリームが出てきました。「和紅茶ミルク アールグレイ」の完成です!
「和紅茶ミルク アールグレイ」のお味は…?
出来上がった「和紅茶ミルク アールグレイ」を早速味見してみました。まず驚いたのが香りです!すごくいい匂いがします、そして一口頬張ると長野園さんの和紅茶と美瑛ミルクのマッチングが絶妙です。秋にぴったりな香りに癒されるアイスクリームだなと感じました。
田口さん 「長野園さんのアールグレイがふわっと優しく香り、心地よい余韻が最後の一口を食べ終わっても続くところが和紅茶ミルクアールグレイの魅力の一つだと感じています。
長野園さんがお作りになる紅茶がお客様のそれぞれの生活シーンに寄り添うように、アイスもティータイムや食後のデザート、自分へのご褒美など、様々なシチュエーションで楽しんでいただけますと幸いです。」
10月の定期宅配 Pint Clubでは、「さしま茶」の産地、茨城県猿島郡境町で70年以上茶畑を営む長野園さんの和紅茶を使用した「和紅茶ミルク アールグレイ」フレーバーをお届けいたします。美瑛ミルクでしっかりと和紅茶の風味を抽出し、さらにブレンダーで細かくした茶葉を少し加えることによって、長野園さんのアールグレイの美味しさをしっかりとアイスクリームに閉じ込めました。ふわっと香り余韻も楽しめる、秋にぴったりな「和紅茶ミルク アールグレイ」フレーバーをどうぞお楽しみください。