有機の土作りに情熱をかけて 昆虫と共生する茶畑で作られる有機栽培のお茶作り。

2021.11.25

Farm to cup

Interviewee Profile

塗木あすか

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塗木あすか

知覧農園

鹿児島県南九州市知覧で約100年続く歴史あるお茶農家さん。1998年より化学肥料・化学農薬不使用で有機栽培のお茶を生産されています。ぼかし肥料(自家製発酵肥料)を用いた有機の土作りにを力を入れられ、太陽・水・土地などの自然の恵みや生物の食物連鎖を生かした、安心・安全に配慮したお茶づくりを行われています。

こんにちは、HiO ICE CREAM代表の西尾です。
日に日に寒さが増して冬の訪れを感じる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

HiO ICE CREAMでは、これまでに煎茶やほうじ茶など色々なお茶のアイスクリームをお届けしてきましたが、この秋初めて「抹茶」フレーバーが登場いたしました。

HiO ICE CREAMの抹茶フレーバーにぴったりな抹茶を探す中で、鹿児島県南九州市知覧にて抹茶を作られている「知覧農園」さんに出会うことができました。

今日は、「抹茶」フレーバー使用する抹茶をご提供いただいた「知覧農園」の塗木さんにオンライン通話を通じてお話を伺いましたのでご紹介させてください。

知覧農園さんの農園へ

知覧農園さんは、鹿児島県南九州市知覧にある約100年続く歴史あるお茶農家さんです。同町にある塗木製茶工場の皆さんと、おお茶の生産から製茶、販売まで営われています。

鹿児島県は、近年お茶の産出額で不動のトップであり続けた静岡県を抜き全国一位になるなど、お茶の一大産地だと知っていましたか?そして、「知覧」は市町村単位で全国一位の生産量を誇るお茶の街です。

知覧は火山灰によるシラス台地で水はけがよく土壌が豊かでお茶の栽培に最適な土地だそうです。また、寒暖の差により霧が出ることによって甘み・旨みを蓄えたお茶ができると教えていただきました。

有機栽培の取り組み

知覧農園さんは、約25年に渡り化学肥料・化学農薬不使用の有機栽培でお茶を育てられています。

塗木さんのお祖父さまが、茶農家仲間が農薬の被害を受けていること知り、農薬は控えた方がいいという意識を持ち減農薬の取り組みを始められ、次の代のお父さま、叔父さまが、当時非常に困難と言われていたお茶の有機栽培を始められました。数えきれない失敗と挑戦を繰り返し今の有機栽培があるとおっしゃっていました。

有機栽培のお茶は、国内生産量の約5%しかなく、その約50%は鹿児島県で栽培されているそうです!

有機栽培の要となる「ぼかし肥料」

知覧農園さんでは、土づくりを何より一番大切に考えられています。その土づくりの要となるのが「ぼかし肥料」(自家製発酵肥料)です。

ぼかし肥料は、魚粉、米ぬか、カツオの煮汁、籾(もみ)殻、油粕などを混ぜて発酵させて作る100%有機の肥料です。ぼかし肥料を作るための工場があり、50〜60度になった時が一番発酵されているそうで、温度が高くなりすぎるとタイヤショベルで攪拌する作業を年間を通して行われています。何十年もかけ、なんども試験を行い確立してきたと教えていただきました。

ふかふかの土、昆虫たちが守る茶畑

有機肥料を使って土づくりをしていると、ちょっと掘るとミミズがうにょうにょと出でくるそうで、ミミズが土を耕してくれるためとてもふかふかの土になるそうです。また、ぼかし肥料によって健康な有機の土には、お茶の葉を食べにくる害虫を餌にして、てんとう虫やカマキリなどの昆虫が生息しており、色々な虫や昆虫、小鳥がお茶畑を守ってくれている生態系ができているそうです。

作り手にも、そこに住む動植物にとっても安心・安全な環境でお茶が作られていました。

有機抹茶の作り方

抹茶の原料となるのが「てん茶」と呼ばれるお茶です。今回私たちが分けていただいた抹茶は、天然玉露と呼ばれるあさつゆ(朝露)と旨みが特徴のやぶきたという品種をブレンドしていらっしゃるとのことでした。

てん茶は、年に3回ほど茶摘みを行なっているそうです。てん茶の特徴として、収穫前の二、三週間は黒いシートを被せます。(緑茶の場合は、1週間ほど被せるそう)

この黒いシートは、日光を遮る役目があり、葉っぱがきれいなグリーンになり、渋みを抑えて甘みと旨みのある茶葉を収穫することができる効果があるそうです。

茶の木のコンディションをしっかりと観察し、木への負担が重くなりすぎないように、一番茶をこちらの畑で摘んだら、二番茶はあちらの畑のように茶摘みの畑を変えていると教えていただきました。

私たちが分けてもらった抹茶は、一番茶のみを使ったもので、お点前でも使われている品質の抹茶です。半年じっくり寝かした新芽は、旨みととろみがあり、葉肉が厚いのでお茶がしっかりとしているそう。

摘んだ茶葉は製茶工場へ運ばれ、じっくりと乾燥し、茎や葉脈を除きます。最後に、乾燥したてん茶を石臼で引くと、私たちがよく知っている抹茶の粉末が出来上がります。知覧農園さんでは、こだわりを持って石臼で挽いていらっしゃいます。石臼で挽くと、旨みもしっかり残し、細かく滑らかな抹茶となるそうです。

長い年月をかけ失敗と挑戦を繰り返し生み出された、貴重な有機栽培の抹茶を分けていただき、自由が丘の工房で抹茶と美瑛ミルクの配合をなんども試作し(過去ベスト3に入る試作の多さ!)、ちょうどいい抹茶の旨みと苦味、そして美瑛ミルクの絶妙なバランスの相性を楽しめるまろやかな『抹茶』フレーバーが出来上がりました!

「抹茶」フレーバーは、定期宅配Pint Club12月号でお届けいたします。ぜひご賞味ください。

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