こんにちは、HiO ICE CREAM 編集チームの玉木です。
5月の定期宅配 Pint Clubでは、かながわハーブナーセリーさんの和薄荷とWhosecacaoさんのカカオニブを使用した「和薄荷カカオニブ」フレーバーをお届けいたします。
和薄荷とカカオニブのアイスクリームと聞いて、どんな味なんだろう?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。今回は、和薄荷カカオニブの製造レポートを通しておいしさの秘密をお伝えします。
過去に、かながわハーブナーセリーの笛木さんにお話を伺ったストーリーもありますので、ぜひ下記よりご覧ください。↓
写真:赤ちゃん和薄荷
和薄荷とは?
和薄荷は、スーッとした清涼感の成分であるメントールがミント類ハーブの中で一番多いのが特徴の伝統的な日本のハーブです。
今回のフレーバーでは、「ホクト」という品種の和薄荷を使用しています。ホクトは薄荷の栽培で有名な北海道北見市で交配された品種で、夏にかけて薄紫色〜白色の花をつけます。
写真:4月中旬に Atelier 自由が丘にお届けいただいた和薄荷
かながわハーブナーセリーさんにて農薬不使用で伸び伸びと育てられた和薄荷は、大きく立派に成長していました。
では、さっそく和薄荷カカオニブを作っていきます!
まずは、下準備を行っていきます。1枚1枚、和薄荷の葉っぱを茎から外していきます。茎部分が入ると風味、食感にも影響してしまうため、ひとつひとつ指でカットします。
綺麗に洗った和薄荷を美瑛ミルクと糖分を入れて鍋で煮ていきます。
ここで美瑛ミルクに和薄荷のエキスを抽出し、また食べた時にちょうどいい口当たりになるように柔らかくしていきます。
美瑛ミルクが少し緑に色づき、そしてスーッとした清涼感の香りがしたら、次はブレンダーで細かくしていきます。
美瑛ミルクのアイスクリームベースと柔らかく煮た和薄荷を合わせ、細かく刻みながら混ぜ合わせていきます。
今回の和薄荷カカオニブでは、細かくしたフレッシュな和薄荷をアイスクリームに混ぜ合わせているのがポイント!和薄荷の葉っぱが若干残るくらいの大きさに仕上げていきます。
フリーザーに、和薄荷と美瑛ミルクを合わせたアイスクリームベースを入れていきます。
数分待つと、和薄荷ミルクのアイスクリームが出てきました。できたてのアイスクリームは柔らかくとろりと出てきます。
出来上がったアイスクリームに、目にも止まらぬ速さでWhosecacaoさんのカカオニブを混ぜ合わせていきます。美味しいアイスをお届けするために、1秒でも早くいい状態で冷却するため、手早く混ぜていきます。
カカオニブとは?
カカオニブとは、カカオの果肉と種子を発酵させ焙煎し、皮などを取り除き細かく砕いたものを指します。このカカオニブをすり潰して、砂糖を加え混ぜ合わせると、身近なチョコレートの姿となります。
ポリフェノールや鉄などのミネラル分が豊富で、近年ではスーパーフードとして注目されています。
発酵にこだわったWhosecacaoのカカオニブ
Whosecacaoさんでは発酵にこだわったカカオ豆を生産されています。十分に発酵されたカカオ豆は、とても滋味深い味とフルーティーさを感じられるのが特徴です。今回は、インドネシアスラウェシ島の南東半島部にあるコラカのカカオニブを使用しています。
和薄荷カカオニブのお味は…?
和薄荷カカオニブが出来上がりました!
できたてのアイスクリームを試食すると、まずは、カカオニブのカリカリした食感が楽しく、その余韻を縁取るように和薄荷のやさしい清涼感がやってきます。和薄荷と美瑛ミルクの上品な甘さがこんなにも相性がいいとは驚きました。最後に、カカオニブのフルーティーで滋味深い苦味を感じ、口の中で時間軸で味の変化を楽しめるアイスクリームだと感じました。
薄荷と聞くと想像するイメージがあるかもしれませんが、とてもやさしい味に仕上がっています。ミントとは異なる初めての清涼感の和薄荷アイスクリーム体験をお楽しみください。
5月の定期宅配 Pint Clubでは、「和薄荷カカオニブ」フレーバーをお届けしています。フレッシュな和薄荷を美瑛ミルクで煮てエキスを抽出し、柔らかくなった和薄荷を細かく刻みアイスクリームに混ぜ込んでいます。
出来立てのアイスクリームにカカオニブを合わせることで、フルーティーなカカオニブの食感が楽しく、和薄荷のやさしい清涼感と美瑛ミルクの甘みがベストマッチングのアイスクリームに仕上がりました。ぜひお楽しみいただけたら嬉しいです。
2023年5月 Pint Club イロドリでお届けしました。
定期宅配サービス Pint Club(パイントクラブ)
3,240円 [送料込]
毎月パイントカップ(473ml)を2つお届け。季節のフレーバーをお楽しみいただけます。
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