こんにちは、HiO ICE CREAMです。
前回の記事では、Atelier 自由が丘の「アイスクリームを作る場所」としての側面についてお届けしました。
素材本来の良さを引き出し、少量ずつ丁寧につくり届ける。私たちのアイスクリーム工房、Atelier 自由が丘
HiO ICE CREAM Atelier 自由が丘 パティシエ
Atelier 自由が丘:製造編を読む今回は、もう一つの側面である「アイスクリームを販売する場所」に焦点をあててご紹介します。
アイスクリームを販売する場所
Atelier 自由が丘では、土・日・祝日にアイスクリームの販売を行っています。
お店に足を踏み入れると右手に、8つの蓋が見えてきます。このアイスクリームのショーケースは、ポゼッティと呼ばれており、この中にアイスクリームが入っています。
季節のフレーバーをメインに常時8種類をご用意しています。
ポゼッティとは、イタリア語で「壺」の意味です。
イタリアでおいしいと評判のジェラテリアに置かれていることの多いポゼッティは、光と空気を遮ることで、温度変化を最低限に抑えることができるため、アイスクリームの劣化を防ぎ、おいしいアイスクリームをご提供することができます。
スクープについて
アイスクリームをスクープする(すくうこと、以降スクープと表現します)時に意識していることについてアトリエスタッフに聞きました。
Atelier スタッフ「お召し上がり用のプラスチックスプーンがスッと入るかどうかは、すくい手によると思っています。
アイスクリームをスクープするにできるだけ全体の硬さが均一になるように、硬いものをグリッととるのではなく、スッーとスクープしてあげるとお客さまの食べやすさにつながり、口溶けも変わってくるのかなと思っています。
また、お客様のご希望がない限りは、味が濃いもの、脂肪分の高いフレーバーを下にして、上にさっぱりしたものを乗せるようにしています。
さっぱりしたものから、味の濃いものへ変化があるように、味の移り変わりをお楽しみいただけたら嬉しいです。」
手作りアイスクリームコーン
HiO ICE CREAMでは、アイスクリームをカップ、もしくは手焼きコーンでご提供しています。アイスクリームコーンはひとつひとつ手作り!作り方を教えてもらいました。
まずは、アイスクリームコーンの生地を鉄板の中央に丸く乗せます。
ワッフルメーカーのように、上下に鉄板が付いているアイスクリームコーンメーカー、上部を閉じるとジューという音とともにいい匂いがしてきます。
アイスクリームコーンが焼けると固くなる前に、アイスクリームコーン型にくるくると巻きつけて形を作っていきます。
職人技であっという間にできあがりました!
最後に、アイスクリームがこぼれないようにしっぽのところをホワイトチョコレートでコーティングしています。
この部分がとってもおいしいので、Atelier 自由が丘にお越しの際はぜひ手焼きコーンを試してみてくださいね。
レシピについて
HiO ICE CREAM では、オープン時から変わらずできるだけ引き算で、シンプルに味を構築することを大切にしてきました。
シンプルにするけど、手間はかける。
例えば、無花果の葉を美瑛牛乳につけ香りを移して使用したり、ローズマリーを挟み蜂蜜を合わせてグリルしたり、とうもろこしをちょっと焼いてみるなど、時間がかかり大変になるけれども、お客さまに毎年同じフルーツを使用していても変化をつけたものを、毎年ちょっとずつブラッシュアップしたものをお届けしたいと考えています。
スタッフおすすめ!寒くなる季節のアイスの楽しみ方
どのようにお家でアイスクリームを楽しんでいるか尋ねると、温かい白玉におとなのほうじ茶ミルクを添えたアイスクリームアレンジを教えてくれました。
作り方は、白玉粉と水を合わせて、好みの大きさに丸め、水面に完全に浮き上がるまで茹でて白玉だんごを作ります。
温かい白玉だんごに、おとなのほうじ茶ミルクアイスを添えてできあがりです!あんこ、きな粉をトッピングするとちょっと贅沢な一品スイーツに。
温かい白玉がポイントとのことです。ぜひ、肌寒くなる季節に試してみてください。