こんにちは、HiO ICE CREAMです。
HiO ICE CREAMは今年4周年を迎えることができました。これもひとえに、皆さまより温かい応援をいただいているおかげです。心よりお礼を申し上げます。
今回は改めてアイスクリーム製造の工房であり、アイスクリーム販売を行っている第1号店である「HiO ICE CREAM Atelier 自由が丘」の魅力をご紹介します。
Atelier自由が丘にご来店いただいたことがある方にも、いつもはオンラインショップやStand 日本橋三越本店などでアイスクリームをお召し上がり頂いている方にも、Atelier 自由が丘見学をお楽しみいただき、少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。
HiO ICE CREAM Atelier 自由が丘
Atelier 自由が丘は、自由が丘駅から徒歩約5分の九品仏緑道沿いにあります。
平日は工房でアイスクリームの製造を行い、週末と祝日は製造と共にアイスクリームの販売を行っています。
すくいたてをお出しするスクープアイスクリームは、季節のフレーバーをメインに常時8種類をご用意しております。またお持ち帰り用のミニカップ、パイントカップのアイスクリームも取り揃えています。
Atelier 自由が丘でご提供しているアイスクリームはもちろんのこと、Stand 日本橋三越本店、オンラインショップでお届けしているアイスクリームもAtelier 自由が丘の工房にてスモールバッチ(少量生産)で手作りしています。
写真:外からAtelierを見た様子
アイスクリームを作る場所
自由が丘駅周辺の賑わいをこえて、少し落ち着いた雰囲気の緑道沿いを歩いていると、ガラス張りの工房が見えてきます。
HiO ICE CREAMでは、顔が見えるものづくり、作り手の顔が見えることを大切にしたいという考えからガラス張りの工房を採用しています。足元まで見える工房は比較的珍しいのではないかと思います。
実際にどういう人が作っているのか、どういう工程を経ているのか、どういう材料を使っているのか、普段なかなか見ることのできないアイスクリーム作りのすべての工程を眺めながら、アイスクリームをお楽しみいただけたら嬉しいです。
いざ工房見学
取材当日は、10月の定期宅配 Pint Clubでお届け予定の「クインニーナマキアート」の製造が行われていました。
お届けするパイントカップに貼り付けているシールは、すべて手書きで作成しています。それぞれのスタッフがお手紙をしたためる様に、アイスクリームの情報とイラストを書いています。
クインニーナマキアートの作り方
では、さっそくクインニーナマキアートの作り方を通して、HiO ICE CREAMのアイスクリームの作り方を見ていきましょう!
まずは、下準備を行っていきます。
ひと粒一粒、軸の部分が折れないように丁寧に実を外していきます。実を取り外すと共に、傷んでいる実がないかも確認していきます。
アグベル丸山農園さんにお送り頂いたクインニーナは大粒でぷりっぷりとしていました。
皮ごと丸ごと使用してシャーベットを作っていきます。
次は、材料を計量していきます。
クインニーナマキアートの材料はとてもシンプル。クインニーナ、レモン果汁、水、糖類などから作られたシャーベットベース、そして美瑛牛乳を使用して素材の魅力を引き出したシャーベットに仕上げていきます。
計量した材料をブレンダーにかけ、細かく仕上げていきます。
写真:左側の機械がフリーザー
フリーザーに、クインニーナマキアートのアイスクリームベースを入れていきます。
HiO ICE CREAMで使用しているフリーザーは、イタリアのCarpigiani(カルピジャーニ)製。こちらはアイスクリーム製造マシン界のフェラーリと呼ばれています。
Carpigianiのフリーザーを使用することで、氷の結晶を極限まで小さくすりつぶし、空気を適切に含ませることができるため、ふわふわとやわらかく、なめらかな舌ざわりのアイスクリームを作ることができます。
フリーザーの小窓からクインニーナシャーベットが徐々に固まっていく様子を見ることができます。
徐々にシャーベットが固まり始めたタイミングで、美瑛ミルクをフリーザーに追加で入れていきます。
ミルクを入れることによってクインニーナの上品な甘みに優しい余韻が追加されました。
クインニーナマキアートシャーベットが出来上がりました!
写真:アイスクリームの充填機
完成したシャーベットは、できるだけ素早くおいしい状態をキープして定期宅配 Pint Clubでお届けするパイントカップに充填していきます。
足元のスイッチを押すことで、パイントカップにクインニーナマキアートが充填されていきます。
満タンになったら、シーラー機の出番です。アイスクリームを充填したパイントカップを入れると、シールで封をしてくれます。
シールが完了したら、蓋をつけて冷凍庫で保管します。
その後、Atelier 自由が丘にて梱包し、Pint Club 会員の皆さま、そしてオンラインでご購入いただいたお客さまにお届けします。
写真:レモンの季節のAtelier
Atelier 自由が丘スタッフより
「なによりもAtelier 自由が丘にて楽しい時間を過ごしていただけたら幸いです。
遠方のお客さまへ。遠くにいる私たちですけれども、今回の記事を通して少しでも身近に感じていただけると嬉しいです。
普段作業している様子やAtelier 自由が丘はこうゆう場所なんだという思いを馳せて、次のアイスをお召し上がりいただけたら幸せに思います。」
後編のAtelier 自由が丘の「アイスクリームを届ける場所 販売編」は以下からご覧いただけます。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
アイスクリームのすべての工程を、眺めながら、食べながら楽しめる。私たちのアイスクリーム工房、Atelier 自由が丘
HiO ICE CREAM Atelier 自由が丘 パティシエ
Atelier 自由が丘:製造編を読む2023年10月 Pint Club イロドリでお届けしました。
定期宅配サービス Pint Club(パイントクラブ)
3,240円 [送料込]
毎月パイントカップ(473ml)を2つお届け。季節のフレーバーをお楽しみいただけます。
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