サイズ違いも無駄にしない。宮崎県小林市のマンゴー作り

2021.04.30

Farm to cup

Interviewee Profile

マンゴー農園経営 早川義光 /    有限会社のじり農産加工センター 早川尚美

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マンゴー農園経営 早川義光 / 有限会社のじり農産加工センター 早川尚美

宮崎県小林市でマンゴー農園を経営される早川義光さんと、奥様で同じJAこばやし管内の約30軒の農家で収穫されたアップルマンゴーをピューレに加工する有限会社のじり農産加工センターの尚美さん。JAこばやしでは栽培基準を定め、糖度が15~18度ととても甘くて香り高いマンゴーを作られていますが、サイズ規格外のマンゴーも無駄なく使い切りたいと、毎シーズン2トン以上を手作業で丁寧にマンゴーピューレに加工されています。

こんにちは、HiO ICE CREAMの西尾です。
HiO ICE CREAMはおかげ様で4月19日に2周年を迎えることができました。


新型コロナウイルスの影響で昨年春はアトリエの営業を休止せざる得なくなるなど難しい1年でしたが、オンライン販売やナチュラルローソンさんやOisixさんなどを通じて多くの皆様に支えていただき、ありがとうございました。

HiO ICE CREAMでは新しい試みとして、本来であれば使われる先が決まっていたマンゴーが新型コロナウイルスの経済環境悪化によって冷凍保存されたままの宮崎県小林市のマンゴーを使わせて頂きアイスクリームにするプロジェクトをスタートしますので、紹介させてください。

宮崎県小林市は、宮崎空港から車で約1時間ほど走った宮崎県南西部、霧島連山や九州産地の麓に広がり、高原・渓谷・里山などの自然に恵まれています。今回の『マンゴーミルク』アイスクリームは、JAこばやし管内約30軒の農家で収穫されたマンゴーで作ったピューレを使用しています。

今回は、マンゴーピューレを加工されている有限会社のじり農産加工センターの早川尚美さんと、ご主人でマンゴー農園を経営される早川義光さんにお話を伺いました。

糖度が高いJAこばやしのアップルマンゴー

日本のマンゴー産地と言えば、皆さんはどこを思い浮かべますか?南国のフルーツというイメージから、沖縄を思い浮かべる方も多いかと思いますが、実は宮崎県はマンゴーの生産量が全国2位。アップルマンゴー(アーウィンとも呼ばれています)を中心として、糖度が高い高品質なマンゴーを生産されています。

※写真:マンゴーの花と早川義光さん

宮崎県産のマンゴーは、冬に花を咲かせ、春から初夏にかけて収穫を迎えます。栽培に手間がかかる作物で、1つの枝に小さな実が複数付き始めるタイミングで摘果し、1つの実に栄養が集まるよう手作業で調整します。

※写真:マンゴーにまんべんなく日光にあたるようにしている様子。少しずつ綺麗なオレンジに変わっていきます。

またマンゴーの綺麗なオレンジ色は、日光に当たることがポイント。天井からフックのついた紐をぶら下げ、実が葉や枝に隠れずにしっかり日光に当たるよう工夫をされています。とても手間のかかる作業ですが、マンゴーのおいしさを左右するため手を抜かずに取り組まれているそうです。

早川さん 「宮崎県内では各地でマンゴーが栽培されてますが、私たち『JAこばやし』のマンゴーは30軒以上の農家が連携し栽培基準を定め、糖度が15~18度ととても甘くて香り高いマンゴーを栽培しています。」

サイズ違いのマンゴーを無駄にしないために。

今回HiO ICE CREAMで分けていただいたのは、サイズが栽培基準に満たなかったマンゴーを集めて作ったピューレです。

早川さん「各農家が手間暇かけて栽培したマンゴーは、例えサイズが基準に満たない規格外品でも、糖度が高く、また味も変わらずしっかりした風味が楽しんでいただけます。

サイズ違いでも、無駄にせず召し上がっていただきたいという想いから、『のじり農産加工センター』でマンゴーピューレに加工する取り組みをスタートさせました。」

のじり農産加工センターは、今から23年ほど前に高齢者活動促進施設としてスタートし、主に小林市内で採れた味噌・地元の名産菓子の製造の他、農産物の加工・販売などを行っていらっしゃいます。その中でもマンゴー加工に係る作業は全体の40%近く占めるメインのお仕事だそう。

JAこばやし管内で毎年収穫される約200トンのマンゴーのうち、サイズ違いなどの規格外が約1割。可能な限り使い切りたいというところから、JAこばやしと連携し加工・販売についてのじり農産加工センターが担われています。

尚美さん「スタッフは代表含めて8名で、30~70代までの熟練スタッフで手分けして作業をしています。

特にマンゴーピューレ作りはほぼ手作業。マンゴーを綺麗に洗浄し、皮を剥き種を取って小さくカット。ミキサーでできるだけ細かくしたら、糖度調整を行いパックしていきます。

6月~8月の収穫シーズンは1日100~150キロずつ加工し、1シーズンで数トンのマンゴーをピューレにしていきます。」

2020年に収穫・加工されたマンゴーピューレは、観光地や高速道路のサービスエリアなどで販売されるお菓子に使われる予定だったそうですが、新型コロナウィルスの影響で出荷が止まり、せっかく作ったマンゴーピューレは冷凍庫でそのまま保管されていたそう。

HiO ICE CREAMでは、たまたまこのマンゴーピューレのお話を聞き、それなら美瑛ミルクと合わせて『マンゴーミルク』アイスクリームを作ろうと、分けていただくことになりました。

尚美さん 「宮崎県は観光で成り立つ産業が多く、新型コロナウィルスの影響で色々なお取引先様からのオーダーが止まってしまい、マンゴーピューレも多数が行き先が決まらない状態となっていました。

そういったタイミングでHiO ICE CREAMさんにお声がけをいただけたのはとてもありがたかったです。

マンゴーの実を育てること、そしてピューレ加工においてもすごく手間をかけて丁寧に作っていますので、ぜひ小林市のマンゴーを多くの皆さまに楽しんでもらえると嬉しいです。」

『マンゴーミルク』アイスクリームは、約半分がマンゴーピューレとソースで出来ており、しっかりとJAこばやしのマンゴーのおいしさを詰め込みました。また、美瑛ミルクと合わせることでマンゴーがもつフレッシュな青みを優しく包み込みました。

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