こんにちは。HiO ICE CREAMの西尾です。
だいぶ暖かい日が増えて春の訪れを感じる季節に入ってきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今日は、千葉県旭市発のピーナッツブランド『Bocchi』とのコラボレーションで『ピーナッツバターミルク』アイスクリームについてご紹介させて頂きます。
落花生の名産地で生まれた『Bocchi』
千葉県は、日本の落花生の名産地で国内シェア約80%を誇ります。
『Bocchi』は、千葉県旭市で代々ピーナッツの製造・加工を営まれている株式会社セガワの三代目、加瀬宏行さんが2015年にスタートしました。
加瀬さんは小さな頃からおいしいピーナッツとともに育ってこられた中で、生産者の人口が減少し気候変動もあってか収穫量が不安定になってきている現状に危機感を感じ、生産者の誇りとともにエンドユーザーに直接届けていく商品づくりを試みるべく『Bocchi』を立ち上げられました。
加瀬さんと僕たちのつながりは、HiO ICE CREAMの大切なローンチパートナーであるブルーボトルコーヒーさんで提供されている『ピーナッツバターキューブ』という限定商品のクッキーがあり、プライベートでよく食べていました。その話をブルーボトルコーヒーの方にお伝えしたところ、加瀬さんを紹介頂けることになり、早速千葉の工場にお邪魔してきました。
『Bocchi』の取り組み
東京から車で2時間ほど走った九十九里海岸沿いにあり、陽ざしと潮風、砂まじりのミネラル豊富で肥沃な土壌がピーナッツを育てる環境として抜群に良く、香りと味わいを与えてくれるそうです。
近隣の契約農園と自社農園で丹精込めて育てられ、収穫された豆が『Bocchi』の工場に集められ、20を超える工程を経て選別し焙煎されます。
※写真:収穫したピーナッツを地干しされている様子
僕がお伺いした時は収穫期を終えていて選別と焙煎の工程を見学させてもらったのですが、熟練の職人さんたちが細かい作業一つひとつを丁寧に作業されていました。焙煎したてのピーナッツの窯から香ばしい香りが…焙煎したてのピーナッツを試食させて頂きました!想像以上においしさにびっくりでした。
※写真:焙煎したピーナッツを目視で選別されるそうです。
おいしいピーナッツを子どもたちに繋げるために。
加瀬さんは2児の父親とのことで、未来の世代を担う子どもたちに『Bocchi』ブランドを通じておいしいピーナッツを残していきたいという思いからスタートされたそうです。僕がHiO ICE CREAMを立ち上げた理由のひとつも、加瀬さんと同じく子どもの世代に『素材本来の良さを引き出したアイスクリーム』を残したいと思ったことなので、話をしていると非常に共感するポイントが多く、またとても勉強させて頂いています。
ちなみに加瀬さんが作られるピーナッツペーストは、プレーン、シュガー、クランチ(砂糖不使用、加糖つぶ無し、加糖つぶ入り)の3種類あるのですが、僕はクランチ(加糖つぶ入り)の大ファンで食パンに塗って食べるとつぶつぶの食感がとてもおいしく感じられるのでおススメです。
『ピーナッツバターミルク』アイスクリームは、昨年HiO ICE CREAM をスタートした時にも作っておりますが、今回『Bocchi』さんとのコラボでさらに濃厚さと芳醇な香り、そして滑らかな舌ざわりを高められたと思っていますので、ぜひご賞味くださいませ。