こんにちは、HiO ICE CREAM 編集チームの玉木です。
3月の定期宅配 Pint Clubでは、上神農園さんのぽんかんを使用した「ぽんかんミルク」フレーバーをお届けしております。

お召し上がりになられた皆さま、いかがでしたでしょうか？これからお届けさせていただく皆さま、どうぞお楽しみに。

上神さんのぽんかんを使用したフレーバーは、2020年のぽんかんマーマレード以来、二度目のお届けとなります。今回は、フレッシュなぽんかんのおいしさをぎゅっと引き出してお届けいたします。

広島県呉市大崎下島（おおさきしもじま）で土作りからこだわり、温暖な瀬戸内の気候と水はけの良い石積みの段々畑で、太陽の光とミネラル豊富な潮風をいっぱいに浴びて育ったぽんかんはとても香りが良く、実が弾けるようにジューシーです。

工房でのアイスクリーム作り中もとてもいい香りに包まれていました。

上神さんの農園は、海から近くの急な斜面にあり、収穫した柑橘を運ぶのには、トロッコが使用されているそうです。

HiO ICE CREAM 代表西尾が2020年に上神農園さんを訪問した際のストーリーもございます。よろしければご覧ください。

ふんわりなめらか、そして果肉の食感を楽しめるように

まずは、ぽんかんの下準備です。今回お届けするぽんかんミルクフレーバーでは、薄皮付きとカットして薄皮なしの状態にしたぽんかんの実、2種類を使い分けて使用しています。

薄皮付きの実は、ぽんかんの外皮をむき種がないかをチェックし、薄皮なしの実は、ぽんかんの皮を包丁でむき、一房づつカットし下準備を行います。

薄皮付きぽんかんの果肉を計量しブレンダーに入れていきます。

続いて、粉末水あめ、美瑛ミルクのアイスクリームベースと合わせ、しっかりとブレンダーで細かく混ぜ合わせていきます。

ブレンダーで混ぜ合わせたアイスクリームのベースをフリーザーに入れます。

HiO ICE CREAMで使用しているフリーザーは、イタリアのCarpigiani（カルピジャーニ）製。こちらはアイスクリーム製造マシン界のフェラーリと呼ばれています。

Carpigiani（カルピジャーニ）のフリーザーを使用することで、氷の結晶を極限まで小さくすりつぶし、空気を適切に含ませることができるため、ふわふわとやわらかく、なめらかな舌ざわりのアイスクリームを作ることができます。

また、今回はアイスクリームのベースに皮付きのぽんかんを使用することで、フリーザーの中でさらに、空気の抱き込みを助け、ふわっぽわんとしたおいしいアイスに仕上げることができます。

アイスクリームの出来上がり直前に、カットした皮なしのぽんかんをフリーザーに追加で投入していきます。ぽんかんがすべてフリーザーに入ったら、すぐに止め、ぽんかんミルクの完成です！

後入れ後、すぐにフリーザーを止めることによって、ぽんかんの果肉感を残し、果実味が残るよう工夫しています。

ぽんかんミルクのお味は…？

ふわりとしたぽんかんミルクが出来上がりました。出来立てのぽんかんミルクを試食させてもらいました。

ぽんかんのさわやかな酸味が美瑛ミルクととても相性がよく、ぽんかんと美瑛ミルクの相乗効果でとてもおいしく感じました。

玉木「ぽんかんミルクのお味はいかがですか？」

田口「美瑛ミルクアイスのコクとポンカンを合わせる事でポンカンの風味が優しく口の中で広がり、実の食感も楽しいアイスに仕上がりました。

ぽんかんのカットした実を出来上がる直前に入れることで、アイスの実のぷつぷつとした果肉が残るようにし、見た目と食感を楽しんでいただけるように工夫しました。ぜひお楽しみいただけたら嬉しいです。」

3月の定期宅配 Pint Clubでは、「ぽんかんミルク」フレーバーをお届けしています。フレッシュなぽんかんを美瑛ミルクと合わせ、出来上がる直前にカットしたぽんかんの実を後入れしました。美瑛ミルクと合わせることでぽんかんの風味が優しく口の中で広がり、果肉の食感も楽しいアイスクリームです。ぜひお楽しみいただけたら嬉しいです。