HiO ICE CREAM 5th Anniversary! Thank you to all of you!

2024.04.19

開発ストーリー / Farm to cup

Interviewee Profile

HiO ICE CREAM

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HiO ICE CREAM

Atelier自由が丘、Stand 日本橋スタッフ、代表 西尾

HiO ICE CREAM 5周年に寄せて、Atelier 自由が丘、Stand 日本橋三越本店スタッフ、そしてHiO ICE CREAM代表 西尾に思い出のフレーバーについてインタビューをしました。

HiO ICE CREAMは、本日4月19日に5周年を迎えました。

※写真:2019年4月 Atelier 自由が丘がオープンしました。

5年前の2019年4月19日、Atelier 自由が丘では「美瑛シングルオリジンミルク、十勝シングルオリジンジャージーミルク、イチゴミルク、アロマチョコレート、ピーナッツバターミルク、黒ごまミルク、十勝あずき、レモンシャーベット」の8つのスクープフレーバーをご用意して皆さまのお越しをお待ちしていました。

ここまでの歳月を重ねられたのは、HiO ICE CREAM をご利用いただき、そして応援いただいているひとりひとりのお客さまのおかげです。心より感謝を申し上げます。

定期宅配 Pint Club

HiO ICE CREAMの工房・Atelier 自由が丘のオープンと時同じくしてスタートした、Onlineの定期宅配 Pint Club イロドリでは、2019年4月からこれまでに60回、120個のパイントをお届けしてきました。

ご利用くださっているteamhioの皆さま、いつもHiO ICE CREAMを愛してくださり本当にありがとうございます!

また、遠くはイタリア・シチリアから、日本各地、北は北海道・江別から南は沖縄・石垣まで、おいしい素材をお届けいただいている生産者の皆さまに心よりお礼を申し上げます。

これまでに50を超える生産者の方の素晴らしい素材を使用させていだきました。皆さまがの我が子のように大切に育てられた生産物を使用させていただけるからこそ、私たちが大切にしてきた素材本来のよさを引き出すことにこだわり続けることができました。

※写真:Atelierにて印象に残っているフレーバーを取材、Pint Clubのフレーバー紹介リーフレットを見ながら。

思い出のフレーバー

お客さまと出会い、生産者さまと出会い、『素材本来の良さを引き出した少量ずつ丁寧に作るクラフトアイスクリーム』を5年間お届けしてきました。

お気に入りのフレーバーは見つかりましたでしょうか?ぜひ、Instagramや店頭で教えていただけたら嬉しいです。

ここからは、Atelier 自由が丘、Stand 日本橋三越本店、そして代表の西尾のこれまでの5年間で印象、記憶に残るフレーバーをご紹介します。

Atelier 自由が丘:スタッフU / レモン

玉木「一番印象に残っているフレーバーを教えてください。」

スタッフU「印象に残っているのは、レモンのシャーベットです。HiO ICE CREAMに入って初めて食べたアイスがレモンシャーベットだったというのもあるんですけど、そのシャーベット自体にも衝撃をうけました。

当時は、まだ全然アイスの知識がない状態で、シャーベットというとかき氷のような少しジャリっとしたものをイメージしていたので、シャーベットでこんなに滑らかになるのか!とシャーベットの滑らかさにも驚きました。

あとは、レモンのパンチがこんなにもあるのか!と。キャッチコピーが「パワフルレモン!」じゃないですか、その名の通りパンチの強いレモンだなって。

作業の工程を聞いた時に、果肉も取って、皮も取って、ジュースも搾って、3段階全部している。ここまでしたら、パンチの強いレモンの味になるなと思いました。ジャーベットが好きで普段からさっぱりした柑橘系のアイスを食べていたからこそ、より感動が強くて本当にびっくりしました。」

Atelier 自由が丘:スタッフN / ピーナッツバターミルク & 深蒸し金谷茶

玉木「一番印象に残っているフレーバーを教えてください。」

スタッフN「ピーナッツバターミルクと深蒸し金谷茶です。

ピーナッツバターミルクは、子どもの頃初めて家にきたオーブンのレシピブックについていたピーナッツバタークッキーがすごい憧れで、でも国産のピーナッツは高くて小学生の私には買えなかったんですよね。

HiO ICE CREAMでは国産のピーナッツを使ったアイスクリーム、しかもキャッチコピーが「拝啓、ピーナッツバターを愛する皆様。」これはもうまさに!と思って、創業の時から変わらず好きなのはピーナッツバターミルクです。

深蒸し金谷茶も、なぜか子どもの頃の思い出があって。昔、AYA(彩)というアイスがあったんです。小学生のころにここの玉露のアイスを食べた時に、ミルク感もあるのに玉露のうまみがすごくって、小学生の私ですらこれすごいおいしい!と思った記憶があったんですよね。でも今ではシンプルで日本らしいフレーバーだったAYA(彩)もなくなっちゃって。

HiO ICE CREAMの深蒸し金谷茶を食べた時に、あの玉露のアイスを思い出しました。

「あなたのマドレーヌは何ですか?」という言葉、フランスの作家プルーストが書いた『失われた時を求めて』の中に出てくるものなんですけど、

この「マドレーヌ」というのは、食べ物に限らずその人にとって”何か”に触れることである懐かしい記憶を呼び起こす味覚だったり嗅覚だったりするのですが、私にとってはこの2つのフレーバーはまさにそれかなという感じで、口にするとこどもの頃の憧れとかおいしさに感動した時とかを思い出すフレーバーです。

Stand 日本橋三越本店:スタッフI / 十勝シングルオリジンジャージーミルク

玉木「一番印象に残っているフレーバーを教えてください。」

スタッフI「私の中では十勝シングルオリジンジャージーミルクの存在が大きくて。

十勝の存在意義ってHiO ICE CREAMを象徴しているなと思っていて、なぜならば、ミルクが2種類おいてあるということ自体、お客さまにとってもなにゆえ?みたいな所があると思うんですけど、美瑛はゆるがない存在だからこそ、色んなものの土台になるHiO ICE CREAMにとって欠かせない存在であると思うんですけど、十勝がなんでそこにいるかってなると、素材と掛け合わせるのもおいしいですけど、十勝単体で食べた時の強さみたいな。すごく味としては繊細なんですけど、美瑛とあきらかに違うおいしさがあって。

ミルクが2種類あるっていうことの、いていいんだなという答えになっている気がして、言葉にうまくまとまらないんですけど、許される存在というか。あなたはあなたでいていいんだよっていう。

素材と心から向き合ってるっていうのが、美瑛と十勝が並ぶ理由だと思っていて、お客さまの中でも、私もそうですけど、やっぱり何かそのときの気分で合わせるフレーバーに、2つのミルクを魅力楽しみ分けて、何かそういうことができるのも、やっぱ美瑛だけでは、楽しむ範囲も、美瑛の世界の中でしか作れないけど、やっぱ十勝がいるからこそ、その美瑛になかった十勝のミルクの世界の美味しさがあって、この2つのミルクがあることによって、すごい何か世界が広がるというか、何か1枚扉を開けたような美味しさがあって、やっぱ印象深いというか、思い返しても、また食べたくなるなって思うフレーバーです。」

HiO ICE CREAM 代表:西尾 / 美瑛シングルオリジンミルク

玉木「一番印象に残っているフレーバーを教えてください。」

西尾「美瑛シングルオリジンミルクです。1番最初に作ったフレーバーは美瑛で、その後アップデートを行っているけど僕が直接開発に関わったその残り香っていうか原型があるのが美瑛だけだと思います。

元々は、現在のHiO ICE CREAMチーフパティシエである木下が、アイスクリーム機器の代理店のパティシエで、彼にアイスを習うところからスタートしていて、コンセプトを伝えて、教わった土台となる考え方をベースにアレンジを加えていきました。

だから、僕1人でできたものではないっていうのがベースにあるんだけども、その中でオリジナリティを磨いていきました。

『素材本来の良さを引き出す』という言葉を頼りにアップデートをかけていって、原型となる卵を使わない、生クリームを足して濃厚さを出していくイタリアンジェラートのホワイトベースを選択することで日本らしいクラフトアイスクリームが作れるんじゃないかと考えていったのが、今に広がっています。」

玉木「このアイスの味を作り出していくという時は、美瑛町の牛乳は見つかっていたんですか?」

西尾「最初は、普通の牛乳で1番最初の開発に行っていて。一方でその中で『濃厚さと軽さのバランス』みたいなキーワードがまた出てきて、そういう言葉が出てきたところぐらいから素材探しがはじまって。

ベースとなる土台の牛乳を探しに出かけたのが、2018年の8月の下旬くらいだったかな。そこから11月くらいまで、毎週のように全国の産地を探していきました。40ヶ所以上の酪農家さんを訪問させてもらう中で、見つけ出していったのが美瑛町のシングルオリジンミルクです。」

美瑛シングルオリジンミルクに出会うまでのストーリーはこちらから↓

「軽やかなのに濃い」美瑛町のシングルオリジンミルクに出会うまでのストーリーはこちらから

インタビュー記事を読む


※写真:西尾1歳9ヶ月。この頃から毎週末に父親とアイスクリームを買いに出かけるのが一番の楽しみでした。

玉木「西尾さんの美瑛シングルオリジンミルクのここが好きだなってということを言葉にするとどんなところですか。」

西尾「なんだろうな。自分の中で言うと毎日のご褒美になるようなアイスを、自分もそうなんだけど、子どもの世代とか、子どもが大きくなったときにその子どもに食べさせてあげれるようなアイスを作ってあげたいなというのが結構ベースにあって。

安心して食べれるということは、すごい最初は気をつけて作った。だから、個性的な味はあえて作らない。逆に言うと、牛乳がより牛乳らしく感じられるようなアイスに仕上がるといいなとは思っていたし、自分なりにその表現の一つの形かな。」

玉木「最後に5周年にあたってお客さまへのメッセージをいただけますか。」

西尾「応援していただいている、好きでいただいているお客さまのおかげで5周年を迎えることができました。本当にありがとうございます。

これまで素材本来の良さを引き出し、特徴的な味・食感を創り出すための手間を惜しまず、生産者そして加工者である私どもの顔が見えるモノづくりを大切にして、クラフトアイスクリームに仕立て皆さまにお届けしてまいりました。

知っていただいている、応援していただいているお客さまも増えて、もう一段、チャレンジングな挑戦ができる環境が整ってきた中、次の5年間は、地に足をつけて、じっくりと、丁寧に。創業以来大切にしてきたモノづくりの価値観を大切に繋ぎつつも、HiO ICE CREAMの仲間の個性を織り込んだチャレンジングなフレーバーの開発も進めておりますので、今後ともご声援のほど何卒宜しくお願い致します。」

感謝を込めた5周年イベントを開催

5周年の感謝の気持ちを込めて、4月20日、21日の週末にAtelier 自由が丘でイベントを行います。

店頭でお楽しみいただける特別企画や、出来立ての美瑛ミルクがお楽しみいただけるソフトクリーム販売を予定しておりますので、ぜひ遊びに来ていただけたら嬉しいです。

今年も皆さまとAtelier 自由が丘、Stand 日本橋三越本店、Pint Club、ONLINE、小売店、Blue Bottle Coffee、POPUP STOREにてお会いできることを楽しみにしております。

私たちの作るアイスクリームで少しでも皆さまが笑顔になりますように。6年目のHiO ICE CREAMもどうぞよろしくお願いいたします!

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